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待ちに待ったブログシステムが完成した。気の向くままに、感じたままに
自由に書いて行きたい。
土曜の夜
今日もいろいろな事があった。
午前中、午後のお見合いを済ませ、
月一回の「精神科医との事例研究会」に出席をした。
発表された事例に対してスーパーバイスの先生の神業的な
カウンセリング技法と理論を3時間聞いていると、
頭の中がPCのように「フリーズ」する。
頭の中が「言葉」の洪水になり、赤ランプが点滅する。
しかし 先生の理論は神業だといつも思う。
土曜の夜、ワイングラス2つに 真紅色の赤ワインを注ぐ。
モーツアルトの「ピアノ協奏曲第23番イ長調」が流れている。
と言いたいが、テレビの音が聞こえる。
「お疲れ様」
「お疲れさま」
一週間があっと言う間に過ぎる。
そして もう9月の1 / 3が過ぎた。。。
「あのね、今日ね、変なことに気がついたの」と彼に言った。
「どんな事?」と彼。
「電車の中で、高校生らしき若者が2人床に座っていたの。
そして 携帯で話をしていたの」
「うん」
そんなのは珍しくなく、よくある光景でしょ?」
「そうだよね。最近の若者はどこでも座るしね。」
「しばらくしてたら、60代の感じの男性が
『電車の中では携帯をするな!』と怒鳴ったのよ、
そうしたら 電車の中にいた乗客は私も含めて一斉に
その男性をみたの」
「うん」
「何も起こらなかったけど、多分 他の乗客も同じ気持ちだったと
思うけど、床に座って携帯をしている若者より、
その中年の男性に対して
『変な人かな?』若しくは『あぶないなー、殺されるよ』みたいな
考えが頭を過ぎったのよ。そして ふっと 私は自分の心が
変だと叫んでいるのに気がついたの。」
「うん」
「よく考えると、それって、すごく変よね。誰が考えても
若者に社会性がないし、注意した男性は社会人の先輩として
当たり前のことをしているのに、その中年の男性が
皆から「変な人」みたいに思われるのって変でしょう?
変な世の中でしょ? 私も変な人だと思ってすぐ、
いや、今の世の中が変だとつくづく思ったわ」
多くの人が公共という社会の中で、生きながら、
公共の意味、社会性の意味が分からない。
また 現代は大人も、目先の事ばかりにとらわれて、
自分の損得しか考えない。
言葉を聞いて、心を聞かない。
だから 本質を見ることができず、多くの人が騙される。
あぶない時代だと危惧する。
目の前の相手に、微笑みながら、言葉を巧みに使い、
その舌の渇かない内に、後ろを向いて、その人の悪口を
平気で言える人間が多いのには、実に不快を感じる。
2枚舌、3枚舌で生きていける人は、
それもその人の能力なんだろうとも思う。
しかし 私はそんな能力は欲しくない。
人間関係が上手く行かなくても、
すべての人から好かれなくても、いい、
自分の心に恥じないで生きて行きたい。
心を語り合える人生のパートナーがいることを、
私は本当に運のいい人間だと感謝しながら
ワインで乾杯をした。
投稿日:08.09.2007
心理学
箱庭療法
今日 また JRの人身事故に遭遇する。
電車の遅れは約2時間。
本当に どうなったんだろうと心配をするほど、事故が多い。
或いはJRの対応が過剰反応で、電車を遅らせているのだろうか?
週1回 臨床心理士の先生のオフィスへ行くが、いままでで、
3回に1回はJRの遅れに遭遇しているように感じる。
人との約束の時間に本当に不安を感じる。
心理学に箱庭療法というものがある。
縦57cm 横72cm 高さ7cmの木箱の中に、
砂があり、そのワクの中で、
いろいろなおもちゃを使って、表現する療法だ。
ミニチュアのいろいろな木、家、人(男、女、大人、子ども)
あらゆる動物、魚、花、石、岩、垣根、怪獣、などなど
いろいろと揃っている。
自由に好きなように、おもちゃを置いて
人の無意識、意識、過去、未来、家庭、社会などに対して、
そのクライアントの心を見る。
少し湿らせてある、細かい白い砂に、
手を入れると、ひんやりと気持ちがいい。
その砂を触っていると、子どものように、
無意識と意識がその境の壁を自由に行き来するような
感覚を覚える。
先週のクライアントに箱庭療法を実施した。
そのスーパーバイズを受けに、
西明石の次の駅、大久保の先生のオフィスへ行った。
箱庭療法は実にすごい。
何となく、置いたそのおもちゃの置く場所、置き方などで
その人の心の内、外がものの見事に表れる。
自分を上手に隠そうとしても、自分の心の中が
その箱庭の中に、現れる。
箱庭をするには、まず カウンセラーも経験を
しなければいけない。
内心 びくびくする。
何が現れてくるのだろう?と。
変なものが出てきたらどうしようと、先生に言うと、
その時は教育カウンセリングをしましょうと、
おしゃった。
先生に教えて頂きながら、
その興味深い世界の箱庭療法にのめり込みそうな気がした。
今 ソンディ心理学の魅力にはまっていて、
月1回 京都に通っているが、
ああ 勉強する事が次から、次に出来てくる。
まだまだ これからだな~と 蒸し暑い駅で、
電車を待ちながら、意識朦朧としながら、つくづく思った。
投稿日:06.09.2007
心理学
解離性障害と心の病
今 横綱の朝青龍が「解離性障害」と診断されている。
「解離」は健康な人にもしばしば起こる。
例えば、
「窓の外を見ながら、ぼんやりする。」
「昼間 ぼーっと 頭の中で空想をする。」
それは 解離の一部になる。
以前 イギリスで記憶をなくした「ピアノマン」の
ニュースがあったが、多分 あのピアノマンも
「解離性健忘症」状態だったのではないかと思う。
「解離」とは 意識や記憶などが途切れたり、
自分が認識できなかったり、
自己同一性、知覚が認識できなかったり、連続して
それらの状態が失われたりする状態の事を言う。
精神的ストレスや、耐え難いショックな出来事から
自己を守ろうとする時に、「解離」が起こったりする。
心の病は肉体の病に比べて、偏見がある。
それは 心の病に対しての知識がないからだと思う。
肉体の病、心臓病、肝臓病、脳の病気、ガンなどなど
いつ何時なるか分からない。
絶対にならないとは誰にも言えない。
心の病も同じだ。
統合失調症(元分裂病)も200人~300人に1人は
発症していると言われているぐらいだから、
すごい数だと思う。
また 「うつ病」「神経症」「適応障害」「発達障害」「学習障害」などなどの
軽症、重症を入れるとすごい数の人が
その病を患っていることになる。
また 自分では気がついていないそれらの症状のある人を
日常生活でも 多々見かけることもある。
だから 心の病に 偏見をもつのはおかしい。
では 「なぜ?」そのような病気になるのか?
私は「心の予防医学」に興味を持っている。
肉体の病気になる前に、予防医学があるように、
心の病気にならない為に、どうしたらいいのか?
NPO法人で「子どもの心の無料相談」を実施している。
自我を確立し、自我を成長させ、太い自我を
育てて行く応援をしている。
心の健康な子どもを育てることが、
世の中を健康にすると思っている。
もっと 多くの人が心の病に感心を持つと、
世の中は ずっと ずっと 良くなると思う。
肉体の病、心の病は確かにDNAが関係しているが、
意識をして生きて行けば、発症は避けられるかも知れないし、
また 発症しても軽症、又は 上手く 病気と生きて行けるかも
知れない。
私のスーパーバイザーの臨床心理士の先生が
すべての人は何らかの「精神的病理」を持っている、と
おっしゃっているように、100%健康な心を持っている人は
この世に居ないのだから。
投稿日:28.08.2007
心理学
人生は選択の連続
朝 目が覚める。
その瞬間から、一瞬、一瞬 ちいさな選択が始まる。
現実の出来事と、頭の中の出来事と。
「ああ 今日も暑いし、イヤだなー」と思うことを選択するのか、
「よっしゃ! 今日も頑張るぞ!」と思うかを。
「ああ 今日もいい事があるといいなー」と思うのか、
「ああ 今日もいい日にしよう」と思うのか。etc.
毎日 毎日 何かが起こる。
何もこちらがしなくても、向こうから何かが起こってくる事もある。
こちらがそのつもりでなくても、
相手は誤解をする事もある。
相手はそのつもりがなくても、
こちらが誤解をすることもある。
瞬間、瞬間に人は、意識的、無意識的に
目の前の出来事をどう受け止めるか、
選択をしなければならない。
そして 一日が過ぎて行く。
それの積み重ねが人生だと思う。
だから 「一瞬、一瞬の選択が人生を作っている」とも言える。
いつも冷静に、いつもよい対応をと
心がけていても 失敗することもある。
どの言葉を使い、どのような対応をし、
何を理解し、何を理解しないのか。
何が正しくて、何が間違っているのか、
何がいいことで、何が悪い事なのか、
それはその人の中に判断の基本がある。
その基本がその人の人生をガイドしている事だけは
確かなように思う。
その基本はDNA40% 成育歴、経験、体験60%から
成り立っている。
人はひとりでは生きていけないのだから、
よい運をもって来てくれるのも、人。
悪い運をもってきてくれるのも、人だから。
大切な人を大切に関わり合いながら、生きて行きたい。
文明が生み出した、あらゆる便利性や物質的なものに
惑わされることなく、本質を見ながら、自分を見つめながら。
NHKが放映していた「ポーランドの自然」を見て、
自然の美しさ、はかなさ、尊さにふっと心が癒された。
投稿日:26.08.2007
心理学
スーパーバイズ
週に一回 大阪でカウンセリング勤務をしている。
そのカウンセリングのスーパーバイズを受けに、
臨床心理士の先生のオフィスの大久保に毎週行く。
スーバーバイザーの先生のオフィスは
西明石のひとつ西 大久保にある。
毎週 須磨、塩屋、垂水の海岸を
電車の窓から ぼんやり眺めながら行く。
私は旅行が好きなので、旅行気分で楽しんでいる。
大久保は残念ながら、JR新快速は停まらない。
西明石で降りて、普通に乗り換える。
いつも 30分前ぐらいに着いて、
駅の北側にある コンビニでコーヒーを飲む。
そのコンビニには、カウンター式のコーヒースタンドがあるので
本当に便利だ。
ホットコーヒーも提供しているので、
ホットを飲みながら、時間が来るのを待って、
約束の時間の2分ぐらい前に、
先生のオフィスをノックする。
「はい。どうぞ」
先生はいつも 同じ言葉で待っておられる。
そして ニッコと笑顔を見せられる。
私はいつものように 先生の向かい側に座る。
毎週 カウンセリングをまとめたA4の紙10ページ分を
前もって郵送しているので、先生はその内容を
すでにチェックして スーパーバイズをされる。
「どうですか?」
いつも 同じ言葉ではじまる。
先生はいつも Teaを入れてくださる。
私は カウンセリングの「所感」を述べる。
一生懸命 自己防衛をしながら、
カウンセリングの所感を話すが、
デーンとゆったりと座っておられる先生の前に
座ると、言葉で上手に取り繕っても
すべて お見通しで、無駄だといつも 内心脱帽する。
言葉は本当に、少ないが、
的確な、私に必要な 言葉でいろいろな事を、
アドバイスして頂く。
毎回 帰りの電車の中で、
「すごいなー」と感心する。
私が四苦八苦している10時間ぐらい掛けた、
カウンセリングを 1時間で 何もかもお見通しだ。
「よし!また 頑張るぞ!」と
カウンセリングを受けたような清清しい気持ちで
心を新たに トコトコと電車に揺られながら帰ってくる。
投稿日:09.08.2007
心理学
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01.01.2023
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新年あけましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりました。1月5日(木)より平常通り営業いたします。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。 代表 クッチマン悠基子
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A子さん
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R子さん
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Tさん
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Kさん
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Yさん
48才
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Dさん
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Sさん
39才
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大学卒
大阪府
大学卒
再婚
Yさん
34才
男性
大学院卒
兵庫県
大学院卒
初婚
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良太さん 38歳 (自営業) 香織さん 28歳 (事務員)
香織さんはインターネットを観てご入会されました。おしとやかで、物腰のやわらかい素敵な女性でした。ご入会されたとき、私は内心「すぐ決まる」と高をくくりました。女性の会員様の典型的な特徴は、入会時は、積極的なのに、お断りが続いたり、思う人に出会えないと、活動が低迷する事が多いです。香織さんは、大変 熱心で決してあきらめない女性でした。その粘りにはある意味の敬服をします。お見合いが来なければ、写真を変えたり、試行錯誤で頑張るのですが、交際3ヶ月目で、何度も 破談になりました。夜の10時電話で1時間ぐらいお話をするのは、ざらでした。何がダメなのか? いろいろとお話をしました。「自分の価値観と一致しないと、うまくやって行く自信がない。」「自分の両親とうまく行きそうにない」「相手の家族と自分の家族」の考え方が合わない。これらの課題は、最近の多い傾向です。そして 2年月日が過ぎて、ほとんど結婚が決まりかけていた3ヶ月目 やはり 破談になりました。と同時に来た新しいお見合いをしました。「この人と一生いっしょにいたい」と感じた香織さんは、無事結婚が決まりました。その後 彼女から手紙が届きました。「この2年間は私の人生で本当に大切な月日でした。多く頂いたアドバイスは、私が私を再確認する貴重な機会だったと今つくづく思っています。時にはきついと思った事もありますが、それを忘れないで、これから幸せになりたいと思います。これからもよろしくお願い致します。」と書いてありました。また いつでも お茶を飲みにいらして下さいね。
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